2018年12月24日月曜日

メリークリスマス


今まであった身体の一部を捨てた。
古くさいけど一番効いた。

あの人が好きか迷ったパーマ
あの人に気づいてほしくて変えた結びかた
あの人にかわいいと思って欲しくておろしたあの日の髪

はさみが入って髪が落ちていくたび
心が軽くなるのが分かった

切り離したかったのは
自信がなくて勇気が出せなかった自分

2019の抱負を聞かれて
迷わず、真っ直ぐに答えられた

「恐れずに いい恋をすること」

付き合った人の数や経験人数。
そんなのはなんだってよくて
人と 人として 真っ直ぐに向き合ってきたことを誇りに思う。

好きってなにってよく聞かれるけど、自分の好きがなにか分からない人も沢山いるのに私はこんなにも強烈に、自分の好きが分かる。
私はいつも自分の心臓が動く感覚に気が付いて大切にしてきた。
だからこそ深く傷付く自分を、私は恥ずかしいとは思わない。

「あったかい湯船にちゃぷんとつけてくれるような人に出会って欲しい。
綺麗なものに気付いて、集めていく人生はとっても素敵だよ。」
そう言って、私のために目に涙を溜めてくれて、ありがとう。

いつもこの時期だ。
キリスト教徒には死んだってなってやらない。

それでもきっと来年も
クリスマスが大好きだけどね。

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