2019年2月26日火曜日

正義ほど曖昧

辛いことが重なりに重なるけれど人生が寂しくなるのは嫌だから、自分で自分の機嫌をとり、豊かなものに目を向け、綺麗な言葉を使い、愛してる友人と家族を大切に必死に、一生懸命、それでいて窮屈にならないよう何度も何度も息を整えて姿勢よく立っていた。それでも辛いこともひどいことも止めどなく押し寄せて、崩れ落ちる感覚が分かった。汚い言葉を使って自分を守うとして、とうとう、私が私を深く深く傷付けてしまった。
平気で人を売り嘘を付く人もいれば、あっちにもこっちにもいい顔をする人もいる、見て見ぬふりをする人もいるし、黙ってりゃいいものを言わずにいられないやつもいる。みんな、そうやって自分を守ってる。みんなそれぞれの正義の為にそれぞれのやり方で戦っててどれが良くてどれが悪いかは無くて、ただ、こうなってしまった。こんな環境にしてしまった。こんな場所でまだなんの耐性もないやつからつぶれてく。新しい芽が踏み潰される。こんな事に巻き込んでしまってなんて情けないんだろう。私はどうやって、ここまでこれたんだっけ。あの人たちは私に何をしてくれたんだっけ、あんなに辛かった日々の中、強く支えてくれた人を思い出す。
どうしてあんな風に、出来たんだろう。
私は何が出来るのかな。